認識

2008年12月7日 私から、私へ
私、失恋したんだな。

ぼんやりそんなことを思う。
少なくともいま。私は失恋に対処する日々を送っているのは間違いないなって。

これが完全な完結なのか、ジャンプでのスラムダンクの終わりのとき(笑)みたいに、「第一部 完」なだけなのか。

それはわからない。
せめて第一部で済ませて、第二部に持ち込みたいとは思っているけれど、力技の通用しないところに、いまいる気がしてならない。

っていうか、そういうふうに感じるから、長い期間放っておいてみようって思ったんだけど。
終わりにしたくなくて、寝かせるほうを選んだのは、やっぱり好きだからで。
やっぱり合うと思ってるから。
ヘンな自信。
合えば、どんな冷たくされても平気なのかな。
付き合ったら、冷たくされないつもりなのかな。
このタイプはそうじゃないとわかっているのに。
兄と同じだもの。
どこがいいのかわからないのに、女が切れないタイプ(苦笑)

私にとっては、似てたから。
私に。

私には決定的に何かが欠けている。
愛されているっていう実感がそれだろうし。
家族のなかで自分の居場所があるっていう確信がそれだ。

だけどその欠けている自分を見せることが私にはできなかった。
だってそんな自分がかわいそうなんだもん。
成績がよくないとか、お金がないとか。
私にとってはそういうことよりも。
外からみれば、非のうちどころのない家族なのに実態はそうじゃない。
という自分の状況が恥ずかしく思えた。
そういう気持ちで生きてきた。
だからそういった実感や確信に、さも「満たされてきた人生」を生きている女性のような顔の演技を磨いてきた。

この演技は評判がよく(笑)、この私を好きになってくれた人は多かったと思う。
だけど、この人たちも、そうじゃない私を知ったら引くんだろうなあって、どこか冷めた目で、相手を見つめる私がいる。

多分、同じ冷めた目を、フジエダくんは持っている。
そこも知ったうえで好きになってしまったから、どうしても私は諦められないんだと思う。

同じ目を持っている人だから、ただのファン、でとめられなかった。
この人が一緒にいてくれたら、私はいくらでもこの演技で外で戦える。
そう思えた。
それがフジエダくんで。

私のこのもうひとつの隠した目を、見抜いて静かに見守ってくれたのが、生涯の恋人。

見抜きながらも大事な後輩として、思ってくれているのがわかる。

それほどの人だから、彼が見てくれていたらやっぱりここで頑張っていけると思える。

生涯の恋人を既に得ているからこそ。
不安になる。

その思い出だけで生きていくのが私なのかなと。

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