浮かれた金曜日が始まるその朝。

実を言うと生涯の恋人が夢に出てきた。
どうして実を言うと、なのかって言うと、私が今朝まで忘れていたから。

これってそうとうすごいこと。
本当に、すごいこと。

昨日の朝、目覚めた時は
「あ、夢で逢えたらって言うの…今頃実現してくれたんだなあ」
ってぼんやり思った。

今までの、私なら。
それで多分新しい動力を奪われたことと思う。

去年の夏の、優しい彼のように。
「なんで新しい嬉しい気持ちが芽生えつつあるときに限って、出てきてくれちゃうの」
なんて。

なんでだろう。
昨日は。

逆に励まされた気になった。

生涯の恋人が、私のなかの。

深い深いところに、宝箱のなかに。
眠ってくれつつあるのかなあ。

海の一番深いぐらいの、そういうところに。

ダイアモンドみたいにギューッと小さくキラリと光る。
私の人生のなかで得た大きなものだけれど、サイズは、とても小さな。

そういう形になってくれつつ、あるのかな。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索