書店に行く機会がなかったら、読みたい本として、おぼえがきのようにレビューしていたであろう作品。
読むことができてよかった。
薬品の毒物は、見るからに毒物という顔をしている。
人間の毒のほうが、断然、怖いな。
だけど私だって、年がさほど変わらないこの奥様に、読んでいてじゅうぶんにイライラさせられた。
実際に身近にいたら、たまたま環境が重なってしまったら、私どうするかしら。
まあ実際は、彼女の環境は彼女のせいではないし、それを悪く思うのはお門違いだ、と。
私は考えるだろうと思う。
だけどそれは、今の私が満たされていて、今の自分と一生付き合っていこうと思える状況に私がいるから、ゆえのことかもしれない。
「あの人」のようにならない、なんて言い切れるものではない。
だからやっぱり、人間の毒のほうが怖い。
読むことができてよかった。
薬品の毒物は、見るからに毒物という顔をしている。
人間の毒のほうが、断然、怖いな。
だけど私だって、年がさほど変わらないこの奥様に、読んでいてじゅうぶんにイライラさせられた。
実際に身近にいたら、たまたま環境が重なってしまったら、私どうするかしら。
まあ実際は、彼女の環境は彼女のせいではないし、それを悪く思うのはお門違いだ、と。
私は考えるだろうと思う。
だけどそれは、今の私が満たされていて、今の自分と一生付き合っていこうと思える状況に私がいるから、ゆえのことかもしれない。
「あの人」のようにならない、なんて言い切れるものではない。
だからやっぱり、人間の毒のほうが怖い。
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