気持ちのタイミングとか知るタイミングとか、おそろしくよかった映画。
考えてみるとこういうふうに、タイミングさえ合えば、観たはずで、そしたらきっと私の心に残るはずだった映画って、世の中にはもっとたくさんあるんだろうな。
具体的なラブシーンはないけれど。
想いを相手に告げるシーンもないけれど。
苦しくなるほどの恋愛映画だった。
原作との違いは違いとして。
監督の解釈なのだろうと思えば落ち着くし。
上映時間との関係かなあと思うこともできる。
直接60年代を知らないからか、現代的な眉毛のクラスメイトたちにもさほど気にならなかった。
大好きで、大好きな。
宝物みたいに墓場まで持って行っちゃうような。
そんな大好きなひとがいるひとだったら。
観てほしい。
あ。
こいでくんのファンとあおいちゃんのファンにも、かなりお得かと！
「私の名前がみすずだったら！」
と、ファンじゃないつもりだった私ですら思ったから(笑)。
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