母親に。
私は出かけると報告している。
前の街にちょっと行ってくる、って。
その言葉に、彼女は、それはそれは澄んだ瞳で、言い放った。
「仕事、辞める気なんでしょ」
…びっくりした。
仕事辞める気なのに、前の街には行かないでしょ。

そう、反論できなかった。

そこで夢のなかの私と、夢をみていた私が気づく。

仕事を辞めたいわけじゃないけど、生活を全部リセットしたいって、考えてたんだ。
って。

7つ年上、一度だけふたりでデートした彼。
なぜだか一緒に仕事をしていて。
一緒に出張しているらしい。運転は私。
いっぱいいっぱいの私は、彼のくれた指示を
「わかった!」
って言って普通にスルーしていた。

それに気づいた彼はまず冷静に、車をとめさせる。
私に深呼吸を一度させて。
「いま、余裕ないでしょ。言葉が耳に入らないんでしょう?」
そう、笑顔で言う。

…実在するひとに架空の世界でこんなことを言わせるなんて。

私って。。。

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