逃げ込む先

2005年5月14日 恋愛
昨夜の私はどうかしていた。

泣きながら通勤とか、そういうことは何度かあったけれど。
最後には泣きながらの残業とか、初めて(苦笑)

そうして今日目が覚めたのは23時。

…どうかしている(笑)。

そんな私が思い出したのは、大学を卒業した年のこと。
(23時までの夢で、京都が出てきたから。)

夢の中で私は腕時計を忘れて。
バスの運転手さんに腕時計を借りていた。

あとで買ってお返ししますと私が言ったら、運転手さんは300円くらいのものだからと笑った。
300円くらいと聞いたのに、なぜか3000円くらいのものを返そうと夢のなかで考えた私は、ずいぶんいやらしいというか…


就職したての私は、やっぱり慣れなくて厳しい部署で。
(泣きながら通勤したのは、この頃だ。)

週末は、毎週いまみたいな状態だった。
土曜日の記憶は、いつもほとんどない。

それが続いたある日。

6月最後の金曜か、7月最初の金曜だったと記憶している。

突発的に逃げ出した。

仕事が終わったその足で、親に帰らないことを電話して東京駅に向かった。

もちろん新幹線なんておさえていないし、仕方なくその場で席を確認して。

禁煙席がとれたのは、のぞみのグリーンのみ。

お金を惜しむ気持ちはそのとき全然なかった。

何年か前のその頃。
真っ白のシャツに、真っ黒のタイトスカート。
いかにも仕事帰りな格好で、多分その日最後ののぞみに乗った女がいたら、それは私だと思う。

その夜京都に着いたのは結構遅くて、駅近くに住む友達に連絡して起きていてもらって、彼女に泊めてもらった。

その晩は、多分おしゃべりを全然していないと思う。

次の日、服を買って着替えてから、その彼女と街にでかけて。

それでも時間が足りなくて、土曜の夜はホテルをとった。

今の状態が長く続いたら、久しぶりに同じことをしてしまうかもしれない。

だけど、こういう場所があることは、私にとってとても幸運なことなのだろうと思う。

逃げる必要がない毎日の方が、もっともっと幸運だとは知っているけれど

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