座る時。
男の人は愛人を自分の右側に座らせるらしい。

ほんとかな。

あの6月、私は彼の左に座っていた。
夜のごはんも。
昼のごはんも。
電車の移動の時でさえも。
甘えて右側を見上げると、そこには優しい彼の涼しい顔があって。
彼がいつもリードしてくれていたから、何も考えずに座っていたけれど。
それは単なる偶然なのだろうとは思うけれど。
もしかして無意識に私の中の女の部分がそうリードしたのかもしれないと思う。

だけどあの10月、彼は私の左に座った。
お店でも。
カラオケ屋さんでも。

…気持ちは隠せないみたい。

私も気持ち。
そして彼の気持ち。

私も正直だけど。
彼も正直。

よくも、わるくも。

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