目に入る。

そうして意識してしまっていたけれど。
確かに動揺もしてしまっていたけれど。
いつのまにか私の毎日は彼なしで回ることが自然になっていたようで。

彼を残して帰宅することも気にならなくなったし。
彼が駐車場のどこに車を置いたのか、それもいつのまにか見なくなった。

ふっ、と安心。そして苦笑。

だって。
その安心も、きっとまたなにかの拍子に動揺に変わるから。
それをわかっていても。
昨日みたいに落ち込むから。

だけど、彼のそのサインを、嬉しく思う私がここにいる。
嬉しいから、彼に届かない自分に泣いてしまうのだし。
嬉しいから、私への気持ちを都合よく解釈したくなるのだし。

だけど。
それも自然なこと。
だって。
彼は私にとって、一生に一度のひと。
自分の中にある、誰かをものすごくすごく好きになる気持ちを気付かせてくれたひとだから。
そこまで気付いておくと、数ヶ月ぶりのふたりなのに居心地がよくて、自然な時間だったことも納得がいく。

そして。
前回経験した揺れ戻しとは確かに違う。

うまく言えないけど、先輩がすぐ近くにいるから。
安心して動揺できるのかなと思う。
先輩がキープとかそういうことじゃなくて。
お互いをよく知る人がいてくれるから。
焦らないでいられるという意味。

本当に、全然うまく言えていないけど。

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