そこで無邪気に笑う女の子が。
一瞬しか映っていなかったけど。
彼のお姫さまに見えた。
彼と彼に関するほとんどが、私の頭から消えてしまったと思ってたのに。
その面差し。
一瞬で今年の年賀状が蘇る。
カメラの気配にはにかむそのお姫さまを抱いて支えているのは。
しっとりとした女の人。
そのふたりが彼の家族なのか。
それはわからない。
「1日、出かけた?」
って。
事実を確かめることは不可能じゃないけれど。
単なる私の勘違いだとしても。
それが本当に彼の妻子だったのだとしても。
(そのくらいの年の子があなたの子供にしか見えない)
(あなたに関わることなら一瞬でも見逃さない)
そんなメッセージを彼に送ってしまうことになりそうで。
だから。
それはしないよ。
一瞬しか映っていなかったけど。
彼のお姫さまに見えた。
彼と彼に関するほとんどが、私の頭から消えてしまったと思ってたのに。
その面差し。
一瞬で今年の年賀状が蘇る。
カメラの気配にはにかむそのお姫さまを抱いて支えているのは。
しっとりとした女の人。
そのふたりが彼の家族なのか。
それはわからない。
「1日、出かけた?」
って。
事実を確かめることは不可能じゃないけれど。
単なる私の勘違いだとしても。
それが本当に彼の妻子だったのだとしても。
(そのくらいの年の子があなたの子供にしか見えない)
(あなたに関わることなら一瞬でも見逃さない)
そんなメッセージを彼に送ってしまうことになりそうで。
だから。
それはしないよ。
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