母の日、近し

2004年4月25日 読書
この頃になるとよく考える。
今年は、贈ろうか。

考えはするけれど、ずっと贈っていない。

中学生くらいの頃、ひとりで有楽町に出かけた。
そこでデパートで一生懸命に選んだブローチ。

彼女はそれを受け取った時、
「あ…こんなのかー。ありがとね」
とてもそっけないお礼をくれた。

私はその頃から大人しいデザインが好きで、シルバー一色で、くるりとループになった、一番素敵と思ったものを選んだのだけど。
彼女にはお気に召さなかったのだろう。

当然。
使っているのを見たことがないし。
彼女がいまそれをもっているのかすらあやしい。

もし。
まだ持っているなら返してほしい。
私が使いたい。

もともとこの事件がとても気になっていて。
読み出したらとまらなかった。
彼女と同じことをするまで自分をおいつめてしまうほど、私は自分に厳しくないけれど。
彼女の行動はとてもよく理解できる。
3000円でもいいから。
お願い、
お願い、
お願い。。。

たとえ彼女と同じ年代、同じ大学にいたとしても。
私は自分に甘すぎるから、彼女の友達になれないだろう。
だけどもしなれたのであれば。
たくさん笑顔をあげたい。
たくさん一緒に泣きたい。

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