撮った画像は祖母には見せてあげられないけれど。
買った鳩サブレーで喜ばせることもできないけれど。
撮らずにはいられなかったし、買わずにはいられなかった。

それって、愛。

事実だけ切り取れば、それは単なる自己満足。
撮りたかったから撮った。
買いたかったから買った。
だけど、事実の背景に
「あなたの笑顔が見たい」
が隠れていて。

私はそれは愛だと思った。

図々しいかな。
図々しいかも。

図々しいながらも、同じことを彼にも考えてみる。
けど彼の場合、仕事がピークだから、単純に笑顔だけじゃ安心できない。
責任のある人を相手に仕事することが多いし。
疲れて帰っても癒しとなるお子さんは夢の中だったりすることが多いし。

だから、そんなストレスを私が減らせればいいと思う。
それは毎日じゃなくて。
いざという時だけでいい。
ふっと暗闇に一人放り出されて身動きがとれなくなった時に。
「照らしてくれなくても別にいいから。照らしてくれてもお礼言わないよ」
そう言われても、彼の周りを照らしたい。

「いつもは気にならないけど、なかったら生きていけない」
なんて言葉で水や空気に形容されることがある。

私が彼にあげたい愛はちょっと違う。

例えるならシートベルト。
ほんとに役立つのかわからないけど(笑)、交通事故の時にだって100%命を守りきれるわけじゃないけれど。
でもシートベルトはいざという時必ず機能する。
そこがいい。
彼の危機に確かに彼を守るために行動できる。
そういう感じ。

いざという時なんてないにこしたことはない。
それはそう。
普段は、なにをするでなく(笑)、彼の近くにいればそれでいい。
でも彼が孤立してしまった時、どこかで迷ってしまった時、間違いなく行動していたい。

正しいと、私が思っていればいい。

いまの私の、愛のかたち。

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