娘の縁談

2004年1月3日 過去の家族
娘宛てに届く、幸せ色の年賀状。
今年はいままでで一番多い。

加えて、娘のもとに届く、予定を知らせる幸せ色のメール。

それを聞く母親の胸に、なにが去来するのか。

わかるようなわからないような。

高校時代は娘の好きな男の子からの電話をとりつがなかった。
大学時代は、娘が秘密主義を徹底したため、恋をしていたのかすら知らない。

社会に出て。
妙齢と思うと?
今度は不安になったの?
自分も娘を嫁がせる母親の役がしたくなったの?

探るような目をする。

お母さん。
あなたのような人は。
私に恋人がいても。
あなたの虚栄心を満足させる肩書きを持つ人でなければ、その恋を祝福しないでしょう。
恋人がいなくても。
「一生懸命いきている人なら。家庭に入ってその人を支えても構わない」
そう言った私をせせら笑うんだものね。

あなたの選んだ夫は。
私にとってとても素敵なお父さん。
理想の人。
それなのに不思議ね。
私たちはどうしてこんなに違うんだろう。

いま言えることは。
彼に恋してる間は結婚しようがないってこと。

いつかその時が来るとしても。

私の結婚は、あなたの自慢を増やすためにあるのではないってこと。

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