木曜に、駐車場の車の中でダウンする彼の心配をしてから初めて会う今日。

いつものように早く会社に行った私は、さりげなく金曜の彼の出欠を確認。
やっぱり…欠勤してた。
夏休でなく、休日出勤したときの代休扱いにしたみたい。
これできちんと夏休はフルに使えるね。
安心した。

朝の、若手の仕事を終えて席に戻る。
彼は今日出勤した。
髪が短くなってる。
ってことは、3日間ずっと寝てたワケじゃないのね。
ホッとする。
彼に会えたことで満足で。
私は今日出張の予定が入っていたから、頭を切り替えて慌てて伝言をチェックしたり電話をかけたりしていた。
ふと、彼と目が合う。

びっくりした。

珍しく、彼がみんなの前で話し掛けてきたから。

「木曜はホントすみませんでした。心配かけて」
駐車場のこと…って気付くのに少し時間がかかってしまった。
周りの人には何も言わずに駐車場に行ったし、彼がまだ帰宅せずに寝てたこと誰にも言っていなかったから、慌てて同じプロジェクトの人たちの様子を窺う。
幸い、月曜の朝の慌しさで、誰も気付いていない。
ようやく、私も返した。
「いえ…大丈夫だったんですか?」
「なんとか」
「金曜は来たんですか?」
「いや…無理(笑)」
「もう、調子は戻りました?」
「んー、そうでもない」
疲れがとれないんだろうね。
というか、3日間ちゃんと休んだ?
元気なお嬢さんたちと、子育てに疲れた奥さんを気遣って、「パパ」しちゃった?

それは、聞けないことだけど。

やっぱりまだしんどそうで。
今日あなたの顔が見れて良かったとは、ちょっと言えない。

あなたがゆっくりできてカラッポになれる時間と場所が、あったらいいのに。
「パパ」で「夫」であるまえに、あなた個人を、もっと休ませてあげたらいいのに。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索