昨日の、今日。
怒ったり、落ち込んだり、わりきれなかったり。
色んな感情があった。
だからこそ、キリリとしていたかった。

そんな私の、自分を元気にする方法は…やっぱり、おしゃれ。だろうなって考えた。
いつもの自分じゃない新鮮な喜びで、気が紛れるのかな。
単純だなって自分でも思う(苦笑)

ブラウンのスーツはスタンドカラーのジャケット。
スカートには後ろに2つスリット。
靴はちょうど同系色だった買ったばかりのミュール。
そして、本当なら彼との出張で今日、使うはずだった新色のルージュ。
はっきり言って、私の人生で一番の意気込み(笑)。
そして一番のスリット。
加えて一番のヒール。
…これだけ一番が揃えば気合も入る(笑)。

出勤してみたら、ファッションに着目してくれたのは隣の課のお姉さんのみ(笑)。
でも、私の中の気持ちが違うから、それでいいの。
自分でいることを、楽しめてた。
きっといい表情、してたと思う。

彼とはほとんど話せなかった。
でも、今日は彼女がいない。
彼とのことがなくても、彼女がいないと職場がかなり静かで助かる(笑)
仕事で一日が過ぎていった。

久しぶりに話せたのは、時間外。
私たちの階で、最後に2人残った。
「まだ帰らないんですか?」
今日は彼に聞かれた。
「帰ろうかなあ…ってか、帰る!」
いま考えてみると、この前の彼と似たような返事をしたのね、私(笑)。
帰る準備をしながらも会話は途切れない。
髪型が少し変わった気がしたけど、それは単に手を加えなかっただけ(笑)だとか。
忘れっぽい自分に焦っていることだとか。
やっぱりジャケット、持ってきてないことだとか。

エレベーターに乗るまえ、彼が社員証を出していることに気がついた。
無言で手を伸ばしたけど…すごい力でカードを押さえる彼(笑)
「だって、顔写真、みたいー」
「もー、やめなさい(笑)」
「みたいー」
…私の顔写真は、すごい間の抜けた顔になっていて絶対見せたくないけど(笑)
彼は、私が諦めた頃、さりげなく渡してくれた。
社員証は作り直すらしくて、4年前に更新されたもの。
それでも、私の知らない彼。
じゅうぶん大人な年齢だけど、やっぱり今よりあどけなく見えた。
またひとつ、彼の「いままで」に触れた、夜。

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