(ケイオスさん、ブックマークありがとうございます。ケイオスさんは大人!って感じで…私なんかの日記でいいのかな。でも嬉しい。じっくり読みに伺います♪)

朝、若手スタッフは定時より先に出社して仕事をする。世間話をしながらの軽いものだけど。

彼は今日、そんな私たちしかいない時間に姿をみせた。
やっぱり…お子さんのことが気になった。
コピーをとりに彼のそばまで行き、さりげなく声をかける。
「病院寄って来たんですか?」
「いや、家から」
「大丈夫なんですか?」
「んー、よく戻すらしい。腸かな?くらいの診断で」
「心配ですね」
「いや、なにもしようがないから」
「…パパの顔、だなあ」
「そうなのね(笑)」

昼休み、お弁当を広げていたら奥さんからの電話。別の人が電話を取り次いでいた。
…一緒のランチも、のんきな話題を提供すべきじゃないように思えて、黙々と終了。
2人とも仕事が多くて、食後すぐ仕事モードになった。
でも、昼にまで電話があるなんて、お嬢さんの具合、相当悪いの?
考え出したらキリがなくて、彼の席まで行った。
「なんかあったんですか?お昼休みにまで電話来るなんて…」
「あー、ただの状況報告」
「じゃ、大丈夫なんですね」
「小康状態らしい」
「良かった…原因がわかると、もっとホッとできるのに」
「んー、でも多分大丈夫でしょう」
「きっと!だいじょぶ」
「…きっと、ね」
うん。きっと。あなたを悲しませるような結果、私は認めない。だから(笑)、きっと。

結局、夕方にも電話があって、その電話は私が出たんだけど、会話を聞く度胸はもうなくて、上司のお使いに出てしまった。
でも今夜も残業していたから、悪化はしていないのだと思う。
私も仕事が多くて、同じくらいまで残業。
仕事が落ち着いた頃、出張の報告書の相談をした。

こんな時でも、彼は優しく、厳しく。
私が何を考えたのか、どう分析するのか、そこに必要な視点はなにか、ヒントをくれる。
こんな時なのに、その気持ちに嬉しくなる。
なんだか
「育てる価値があるのかも?私」
って思えて。
こんな時だけど、不謹慎だけど、あなたが残業してくれて良かった。
そして、もっと近くにいたいと思った。
こんな時だから、あなたに見せる笑顔全部、あなたを笑顔にできるものだといいな。
お子さんを忘れてほしいんじゃなくて、あなたのその心配でいっぱいな心を少し軽くしたい。
落ち込んでる場合じゃないね。
素敵なお姉さんたちからもらった素敵な呪文。
「きれいになれ、自分!」
今だから。なおさら。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索